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美容院を変える理由は何?客離れを防ぐ方法とリピート客獲得のコツとは

2023年11月8日
  • コラム

顧客が美容院を変える理由にはどのようなものがあるのでしょうか。その理由を知って対策をとることができれば、客離れが防げるはずです。

そこで今回は、顧客が美容院を変える主な理由をあげるとともに、その対処法と長く美容院に通い続けてもらうためのコツをご紹介します。

美容院を変える理由を知れば失客を防げる

顧客が美容院を変える理由は、引っ越しや転職などの個人的な理由によるものもあるため、すべての理由を把握したからといって、失客が防げるわけではありません。

しかし、美容院側に原因がある場合は、顧客が美容院を変える理由を知ることで、ある程度までの失客を防ぐことが可能です。

一度はリピート客になった顧客を逃さないために、顧客がどのような理由で美容院を変えているのかを知り、それを防ぐための対策をとっていきましょう。

美容院を変える主な理由とは

美容院を変える主な理由とは

一般的に、顧客が美容院を変える理由としてあげられるものをご紹介します。

担当美容師の退社

顧客の担当美容師が退職すると、それが理由で顧客が美容院を変えることがあります。特に、長期間担当してもらっている場合は、新しい美容師との関係を築くまで時間がかかったり、新たな担当者に変わることに不安を抱えたりするものです。

そのような顧客の不安を取り除けない場合、顧客は新たな美容院を探すか、元担当者が他の美容院に移ったのなら、その美容院へ変わる可能性が高くなります。

技術への不満

顧客は、希望するスタイルやカットにされなかったり、自分に合わない提案をされたりした場合、別の美容院を探したくなるでしょう。

美容院に行く主な目的は、顧客が自分の髪型やスタイルを理想通りに仕上げてもらうことです。そのため、顧客が希望するスタイルや要望を満たすことができなかったり、美容師として的確な提案ができなかったりした場合は、顧客の満足度を下げて美容院を変えることになってしまうのです。

接客態度が悪い

顧客が美容院を選び続けるのには、満足度と信頼性が高くなければなりません。それにも関わらず、先ほど述べた満足度が下がるのと同様に、スタッフの対応が以前よりも悪化した場合には、信頼性の低下が原因となって美容院を変えることになるでしょう。

すべての美容院で起こるわけではありませんが、顧客が長く通っていると、美容師が顧客の希望をよく理解しているが故に、接客やサービスがルーティン化してしまう恐れがあります。

このような状況下では、美容師が注意力を欠いたり、サービスが疎かになったりして接客態度が悪化し、顧客が他の美容院を選ぶきっかけとなってしまいます。

予約が取りにくい

美容院の予約がスムーズに取れるかどうかは、顧客の満足度や利便性に大きな影響を与える要素の一つです。

もしも、顧客が希望する日時に予約を取りづらかったり、長時間待たされる経験が続いたりした場合、別の美容院に変える可能性が高まります。

何となく

顧客が美容院を変える理由として、実は一番多いと言われているのが「何となく」という理由です。

この「何となく」というのは、美容院に特に悪い点も見当たらないが、それ以上に魅力的な点がなくマンネリを感じているということです。

長く通ってくれている顧客が飽きないようなサービスが提供できていなかったり、トレンドを押さえた新鮮なスタイルをPRできていなかったりすることなどが原因と考えられるでしょう。

美容院を変える理由を知って対策をとろう

美容院を変える理由を知って対策をとろう

ここまで、顧客が美容院を変える理由をお伝えしましたが、ここからは、その理由を知った上で、どのような対策をとることができるのかをご紹介します。

顧客の要望の把握

顧客の担当美容師はもちろんのこと、アシスタントやその他のスタッフも顧客の要望を把握してそれに応えることで、顧客は、自分の希望通りのサービスを提供してくれる美容院だと感じて満足度が高まります。

そうすれば、担当美容師が退職した際にも、顧客が望むスタイルやサービスに対する理解を深めているので、変わらず新しい美容師が適切な提案を行うことができます。

そのためには、丁寧なカウンセリングを全スタッフができるように訓練をし、顧客とコミュニケーションをとる中で、顧客のニーズを深く掘り下げることができるようにならなければなりません。

また、定期的に顧客アンケートを実施したり、施術後にフィードバックを収集したりすることで、顧客の意見や要望を把握するようにしましょう。

ニーズを理解したサービスの提供

顧客のニーズを理解し、個々に合わせた提案を行うことができれば、顧客が美容院を変える可能性は低くなるでしょう。

そのために、まずは美容師は顧客の過去の施術履歴やカルテを活用し、過去の要望や好みを振り返ります。これにより、顧客の好みやスタイルの変化を把握し、適切な提案を行うことができます。

その上で、要望や好みを深く掘り下げるために、日常のスタイリングやヘアケアの習慣、イメージチェンジの希望などを尋ねることで、顧客のニーズをより詳細に把握します。

美容師が顧客の要望に真摯に向き合うことで、顧客の満足度が向上し、長期的な顧客のロイヤルティを築くことができます。

スタッフの教育

長く通っている顧客に対しても高品質なサービスを提供し続けるためには、スタッフと顧客のコミュニケーションを重視し、信頼関係を築くことが重要です。

そのために、美容師たちに一貫したサービス品質を提供する意識を持たせるなど、教育を徹底する必要があります。美容師に対して定期的なトレーニングや新しい技術を学ぶ機会を提供し、モチベーションを高めることも大切です。

予約システムの改善

顧客が美容院を変えてしまうことのないよう、美容院は、予約の取りやすさやスムーズな対応に努めることで、顧客の満足度を向上させることが重要です。

具体的には、予約システムの改善やスタッフの適切なスケジュール管理、予約キャンセル待ちの設定など、顧客に便利なサービスを提供することで、顧客の離れを防ぐことができます。

新鮮な刺激や特典の提供

長期間にわたって同じ美容院を利用している顧客に対して、新鮮な刺激や特典を提供することで、顧客の満足度を高め、リピート率を向上させましょう。

例えば、キャンペーンの実施やクーポンの配布で顧客に割引や特典を提供すれば、新しい施術やサービスを試すきっかけになり、顧客が美容院に興味を持ち続けることができます。

また、競争が激しい美容業界で、キャンペーンやクーポンを通じて、他の美容院との差別化を図ることも可能です。特典を提供することで、顧客のロイヤルティを高め、他の美容院に流れるのを防げるでしょう。

情報を発信して美容院を変える理由を作らせない

情報を発信して美容院を変える理由を作らせない

顧客のロイヤルティを維持し、客離れを防ぐためには、ここまでお伝えした顧客が美容院を変える理由を作らせないことが何より大切です。

美容師として基本的な、技術を向上させるためのトレーニングや研修を受けることはもちろん、最新のトレンドや技術を学んでいくことも必要です。

そして、トレンドやニーズの変化に敏感である顧客からの要望に応えるために、学んだ新しいスタイルやトレンドを発信し、顧客の興味を惹き続けましょう。

昨今では、SNSを活用して、最新のスタイルやアップデートされた情報を発信する美容院が増えています。デジタルマーケティングを効果的に活用することで、新規顧客の獲得と既存顧客のリピート利用促進を目指しましょう。

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